昨年「中⼭間地域等に居住する者へのサービス提供の⾒直しについて」という記事で問題定義をさせて頂きました。
そして今年は見に行こうということで状況を実際に見に来ました。
副理事を務めています渡邉が体験記を書きます。
当日は晴れており、暖かい日が続いており、除雪車でかなり整備されている状態というのを聞いて現場に向かいました。
それでも雪の山は3mを越えるほど、、、
そして整備されているとう道路はこんな状況で、2台通れる道は片側道路になり、細い道は軽自動車じゃないと通れない状況、、、
空き家の前はこのように、雪が積もって出れない状況、、、
3時間とかで1m積もる日は迎えと送り時に、雪かきをして道を作って家の中まで送る状況、、、
そして事業所の近くには除雪した雪を置くスペースを確保しているという、、、
なんということでしょう、、、。
私は東京23区内でデイサービスを運営しています。
東京で雪が1cmでも積もれば大パニックです。
それが3mを超す雪山があっても通常運営されています。
雪かきを普通に行っている状況があります。
出社に時間がかかり
出社しても事業所前の雪かきに時間がかかり
送迎では一軒一軒の雪かきに時間がかかり
帰りも同様に雪かきに時間がかかる
本当に同じデイサービスという業態でしょうか、、、
あまりにも環境が違いすぎ、私には運営する自信がありません、、、
本当に大変な状況で運営されているスタッフの方々には頭が下がります。
高齢者はデイサービスに行くことで、安全に過ごすことができる
デイサービスに行くことで玄関前が封鎖されることを防ぐことができる
デイサービスが高齢者の生活になくてはならない業態であることは一目瞭然でした。
送迎時間を提供時間に入れるであったり
訪問サービスの掛け合わせで、なんらかの加算が付くであったり
何か対応しないと、昨今の燃料費などのコスト増が大きく響いてしまうと感じました。
ぜひ現状を知って頂ければと思い、コラムを書かせて頂きました。
デイサービスを持続可能なものに!日本デイサービス協会の理念を実行していけたらと思います。
介護事業所連盟で使用されている資料を一部抜粋