2023年3月15日、日本デイサービス協会は厚生労働省 老健局 認知症施策・地域介護推進課と意見交換をさせて頂きました。
意見交換の内容は下記となります。
1、通所+訪問の方向性について
2、お泊りデイサービスについて。また消防法について。
3、地方自治体の介護度改善インセンティブ事業について。
4、中山間地、豪雪地域の状況について。
5、共生型サービスの報酬単価について。
6、収支差について。
1、日本デイサービス協会からの要望として地域密着サービスとなると市町村を跨ぐサービス提供が出来ないため、利用者間で不公平が生まれてしまい利用しずらいため検討をして欲しいなど、デイサービス運営側からの要望をお伝えさせて頂いた。
2、訪問型と組み合わせることで小規模多機能型の機能のようにお泊り型の需要は多い。そのための緩和があると嬉しいという意見をお伝えさせて頂いた。
3、各市町村の取り組みの現状の報告をさせて頂いた。
4、日本デイサービス協会としては、過去に出した提言を参考に共有させて頂きました。
下記資料を参考になるとのことで共有を受けました。
令和4年度全国介護保険・高齢者保健福祉担当課長会議資料
<老健局>【認知症施策・地域介護推進課】P59
6、コロナ禍による影響、燃料費などの向上によりデイサービスの経営は厳しい状況にあること。また、2021年の報酬改定ではプラス改定だったが、加算取得率を考えると減収になっていること事業所も多いことが収支差に出ているのではないかと意見を追加させて頂た。
日本デイサービス協会は、地域包括ケアシステムの確立において、在宅サービス三本柱の一つであるデイサービスの役割が重要であり、レスパイトケアの充実に加え、自立支援の推進を通じて、デイサービス事業者が持続可能となるよう、利用者本位の社会保障制度改革の実現を目指します。
引き続き意見交換をしながらデイサービス事業所のお役にたてるように尽力してまいります。