2023年にデイサービス5選に選ばれたソフトアップJ様が運営する「エントレリハ住吉店」(大阪府大阪市住吉区山之内3丁目3)の施設見学に行き、見た・感じた・触れた内容を余すところなくお伝えします!
エントレリハ住吉店は「脳と体のオーダーメイドプログラム:介護保険とそれ以外のプラスαを目指して」というテーマで発表されました!創業当初から「愛を持って厳しく」を掲げ、以下のプログラムを導入、管理、評価されています。
(主なプログラム)
・脳卒中系統の方には理学療法士や看護師による個別的な徒手療法と四肢の機能訓練プログラム
・認知症状の方や軽度認知障害の症状がある方には個別的な認知機能の維持向上プログラム
・閉じこりやうつ病などの精神障害がある方にはコミュニケーションを取った関係性構築ができるプログラムやリラクゼーションを中心としたプログラム
訪問することをとても楽しみにしていた私は、エントレリハ住吉店のデイサービス5選選出理由の2つについて詳しく知ることができました!
①自社開発された認知症予防機器「脳ぽち」
②脳ぽちを活用したネット買い物
それでは、さっそく見学の詳細をお伝えします!
まず、店舗に入るとカウンターに「2023年5選トロフィー」が置かれていました!入口でこれを見ると嬉しくなりますね!
ー選出理由①自社開発された認知症予防機器「脳ぽち」(http://www.noupochi.com)ー
32インチの大きな画面(実はこの大きさにもノウハウがあると言われていました)には様々なプログラムが映し出されていました。
ご利用者様は手慣れた様子でパッパッパッと進められていたので、「ん?簡単なのか?」と思い、
私も挑戦!
最初はこれぐらいなら大丈夫だと思いながら進めましたが、後半は難易度が上がってヤバかったです笑
ご利用者様が熱心に取り組めるように工夫された仕様だった為、高瀬社長にどのようにシステムを作ったのか質問をしてみると、なんと!高瀬社長が元エンジニアということで、ご自身で要件定義やプログラミングを行っているとのことでした!
凄いです!また、ダンレボ(ダンスダンスレボリューション)のような装置も開発されており、ご利用者様が飽きずに利用できる点にも驚きました!
ー選出理由②脳ぽちを活用したネット買い物ー
コロナウイルスの影響で「買い物に行けない」「ヘルパーが来られない」といった相談が相次いだそうです。
そこで、エントレリハ住吉店では脳ぽちの大型タッチパネルデバイスを利用して、高齢者が自ら買い物をする取り組みを行われています。
これにより、高齢者のデジタル技術の活用と同時に、自主的な選択の幅を広げることができます。
この取り組みは社会参加やフレイル、認知症予防など、多角的な目標に貢献し、QOL(生活の質)やADL(日常生活動作能力)の向上につながっていると言えます!
また、ネットでの注文を朝10時に完了させると、11時30分には店舗に届くため、とても便利!デイサービスの特性から送迎車でご自宅まで運んでもらえる為、ご利用者様は負担なく買い物を楽しむことができます!
そして、野菜や乳製品などの日常の食材がほぼすべて揃っていること、ネットでの買い物に慣れていない高齢者でも簡単に注文できる使いやすい仕様にも感動しました!
ーその他ー
エントレリハ住吉店は運動プログラムも充実されていて、レッドコードやバランスボールが豊富に準備されています。
訪問時はレッドコードを使った体操と天井からぶら下がっている布(正式名称がわからないです、、、)を使った体操が行われていてご利用者様は全身を使った運動を実施されていました。
脳ぽちを含めた様々なプログラムは自社開発のスケジュールで約10分刻みに管理されています!
「予定がびっしりで私たちもここに来ると忙しいのよ!笑」とのこと!
それから水分摂取!必ずペットボトル1本を利用中に飲み切っていただくようにして脱水予防!
ーアウトプットに使用できるツールー
さらに!人間の記憶だけに頼らないデータ活用の可視化評価により今の状態と過去の状態が即座にわかることで体や脳の変化を早期に発見する仕組みもあることに驚きました!
計画書や報告書もポチッポチッと複数クリックで完成するのでスタッフの負担が少なく、離職も低いのだとか!
またスタッフがデータを基に仕事を進めることができることからスキル向上につながっているようです!
ご利用者様の声も聞いてみました!
「もう2年も通っているけど飽きることなくお友達と楽しい時間を過ごせています!」
「ここは体も使うし、頭も使うから大変だけどやるしかないのよ!」
「レッドコードが好き!」
「脳トレは難しいけど慣れれば大丈夫!」
今回エントレリハ住吉店に訪問をさせていただき、本当にたくさんの学びがありました!
お忙し中、ご対応いただきありがとうございました!